2002/06/19 VR5500モジュール
〜 高性能・コンパクトな2足歩行ロボット制御エンジン 〜
株式会社ZMP(本社:東京都 港区、代表取締役谷口恒)、NEC(NECエレクトロンデバイス)、シマフジ電機株式会社(本社:東京都大田区、 代表取締役藤代巌)の3社は、高性能な2足歩行ロボット制御エンジン 「VR5500モジュール」を共同で開発いたしました。
 今回開発した「VR5500モジュール」は、科学技術振興事業団北野共生システムプロジェクトの2足歩行ロボット「morph」に採用されました。

 「VR5500モジュール」は、従来モジュールに比べ処理性能を3倍に 引き上げながら、消費電力を3分の1、重量を5分の1、体積を約3分の1 という小型軽量化を実現しております。

 3社では、「VR5500モジュール」をロボット制御のプラットフォームとして、 今後普及を促進して参ります。

 「VR5500モジュール」は、ロボット制御エンジンとして必要な機能を実現するCPU、チップセット、メモリを5cmx5cmx2cmというコンパクトなサイズに集積しております。
 CPUには400MHz動作(800MIPS)のNEC製64ビット・マイクロプロセッサ「VR5500」を使用することで、今後複雑化するロボット制御をリアルタイムで処理可能です。
 周辺機能にはロボット内外のネットワークを意識して、Ethernet、USB、I2Cを備え、音声認識/合成の入出力ポートとしてAC97 I/Fを内蔵しています。また、拡張性を考慮してPCI I/Fを備えております。

 OSは「VxWorks」、「Linux」を、開発環境はN-Wireインサーキットエミュレータを予定しています。

 「VR5500モジュール」は、外販を予定しており、2002年7月からサンプル出荷を開始する予定です。「VR5500モジュール」のサンプル価格は15万円/台、量産時の価格は8万円/台(200台ロット時)を予定しております。
 なお、販売は株式会社ZMP、技術サポートはシマフジ電機株式会社が行います。
また、CPU「VR5500」の技術的な問合せはNECエレクトロンデバイスが承ります。

 なお、「VR5500モジュール」機能/性能概要については、下記をご参照下さい。


(注)VxWorksは、米国Wind River Systems, Inc.の登録商標です。
   Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。

 

   VR5500モジュールの機能/性能概要
コンセプト
コンパクトで強力なロボット制御エンジン・モジュール        内蔵IO、PCIバスで拡張性大
CPU性能
800MIPS(400MHz動作時)
モジュールサイズ
50mm x 50mm x 20mm
搭載CPU
NEC製64ビット・マイクロプロセッサ VR5500
メモリ容量

64Mバイト(SDRAM)/16Mバイト(FlashROM)

IOの種類
100/10Base x1, UART x1, I2C x1,               USBホスト x1,AC97I/F x1(31ピンコネクタ経由),       PCIバス(100ピンコネクタ経由)
電源
3.3V単一電源
消費電力
5W(typ)
   モジュール比較
VR5500モジュール 
従来モジュール 
比率
処理能力
800MIPS  
271MIPS  
約3倍
SDRAM容量
64MB
64MB
同じ
FlashROM容量
16M
4MB
4倍
体積
50x50x20(mm)
50x70x40(mm)
約1/3
重量
40g
200g
約1/5
消費電力(typ)
5W
15W
1/3
放熱ファン
不要
必須

                                              

 

                                               以上