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「つながる脳」藤井直敬 氏著
今日は天気が悪く寒いので、朝から読書をした。前から読みたいと思ってた理化学研究所の藤井さんが昨年出された本。専門家でないと難しい研究成果を、わかりやすく読み物にされている。対象が、脳が我々が生きている社会の中でどのような働きをしているか、社会的脳機能の理解というもの。私にとって自分の生き方や哲学までに及ぶよう感じた、点で面白かった。サルも人も、「余裕がない」と適切な社会性を発揮できないというのに共感した。藤井さんの解説する、余裕とは、社会性によって抑圧を自分に掛けても自分自身に大きな損害が出ないこと。私も重要な仕事、突然襲ってきた大きな問題、大きくないけど日々の多くの課題をスピーディに解決するために、いろんな方法で、余裕、を自分にキープするように工夫しているのかも知れない。運動や遊ぶことも重要ですが、芸術に接したり、読書をしたりと、日々減少する、余裕、を、こころ、に補う努力が大切なことが、藤井さんの説で、納得した。オススメしませんが、立ち読みなら、最後の章 第6章 幸せなヒト、リスペクトがつながる世界、だけでも読んでほしい。藤井さんの人間としての、優しさと、みんながハッピーになってほしい、という願いが込められている。「20%の希望」、自分の人生の20%かわかりませんが、少しヒトのためにすること。お金だけでなく、役に立ちたい、ホメ、リスペクト、おもいやりをもつこと。私の世代は、故笹川良一さんのTVコマーシャル「一日一膳」に通じる気がする。
主観的な感想ばっかりですので、1点、藤井さんがBMI(ブレインマシンインターフェイス)の研究で、日本が10年は遅れていたという状況を、一気に欧米をキャッチアップした礎を築かれた成果が「ECoG」という脳の表面に電極を設置する手法。これは先週2月6日武田シンポジウム「脳と社会」で日本を代表するBMI研究者川人光男さんが講演で述べられた。
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