今回追加された新しい「目」は、通常モードと喜怒哀楽モードがあり、通常モードは、自動走行時の前進や右左折といった動作に対して表示することで、周囲にロボットの動作をわかりやすく伝えます。
喜怒哀楽モードは、喜・怒・哀・楽、のそれぞれに対し最大3段階の表現を持ちます。
目の表情は、実際は静止画ではなく、動画になっており、動的に細かい表現を行っています。
また、最新のディスプレイを使用し、実物ではより生き生きとロボットの感情表現が可能です。
こういった機能はロボットに対して道を譲ってくれた際のお礼や、周囲の人々を検出した際に微笑むなど、
様々なシーンにおいてロボットの感情として「目」の表示を行います。
「目」のコミュニケーション表示例(ラクロの場合)
また、ラクロなど人が乗るライフロボットでは、「目」の表現を通じて、
同乗者の今の気持ちを代わりの表現することで乗っている人の気持ちを周りの人が共有しより豊かな時間を過ごすことが出来ます。
これにより、ロボットが働く際の、周囲の人々との円滑なコミュニケーションを可能にしています。