
無人フォークリフト導入にあたりお客様が抱える課題として、「パレットの位置ずれ」の課題が多く挙がっており、無人フォークリフトが安定的に稼働するためには、パレットの位置ずれを上下左右数㎝いない程度に抑える必要があり、パレットの位置精度を出すために、運用上の工夫や負担が必要になる場合があります。
例えば、昼間に人が操作するフォークリフトで荷物を夜間や人が少ない時間に無人フォークで搬送する際には所定の場所にパレットが置かれていない場合には無人フォークではフォークポケットの位置にずれが発生し、パレットをピックアップできないなどの状況が発生します。
パレット認識については他社の無人フォークでも下記のような認識が行われています。
しかし、実運用上ではいくつかの課題があり無人フォークリフト普及のネックになっています。
①フォーク(可動爪)自体にセンサを搭載し、パレット認識する方法
→(課題)・荷物が遮り、パレットを置く位置の検知ができない
・荷物の積み下ろしと認識を同時にできないため、作業効率が落ちる
・認識の都度フォークを動かす必要があり、安全性に課題
②パレットにQRコードやRFIDなどを貼り、パレットを認識する方法
→ (課題)・パレットに加工を行うための作業や手間が発生する
・加工したパレット自体の管理が難しい
・暗い場所や日光下、黒いパレットでは使用できない場合が多い
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