ロジスティックスオペレーションサービス株式会社

ロジスティックスオペレーションサービス株式会社

自律移動機能の搬送導線の柔軟性を活用し、飛躍的に作業者の歩行距離を短縮

執行役員東日本物流担当 平野様

1.
会社紹介

ロジスティックスオペレーションサービス株式会社は、ソニーグループ国内の荷役・事務業務の機能会社として2006年に設立されました。その後、三井倉庫グループの傘下に入り現在に至っております。主な事業としては工場内の構内物流、輸出入事務、物流センターの荷役・事務業務を行っております。最近は、両グループ以外の物流業務も積極的に行っており、最近ではRFIDを使用したWMS、ABC管理を含めた動線管理のシステムにも力を入れており、総合物流企業を目指しております。

2.
CarriRoご導入前のビジネス上の課題

ロジスティックスオペレーションサービス株式会社の国内最大級の物流センターでは、ピッキング作業エリアが広範囲にわたっているため、作業者の1日に歩く距離が多い人で3万歩にもなり、作業者の身体的な負担軽減が大きな課題でありました。動線管理のシステムを導入し、ABC管理でロケーションの最適化を行い、歩行距離の短縮を図っているものの、ピッキングエリアと検品場所との往復するための歩行はどうしても発生してしまっています。ロケーションの変更、棚の配置変換等を行い効率改善の対策をしましたが限界がありました。

3.
CarriRoをご導入された理由

作業者の作業負荷を軽減させて人材が定着しやすい環境を作ることを目標とし、AGV等の検討を行いましたが、搬送動線変更の簡略さの面で、ずば抜けているキャリロの導入を決めました。導入方法としては、それぞれのピッキングエリアの作業者は、ピッキングのみに集中してもらい、ピッキングエリアと検品場所への搬送はカゴテナーを取り付けたキャリロの自律移動モデルを使用して行うようにしました。更に追従モデル(カルガモモード)にもカゴテナーを取り付けて、機能の倍増を図っております。物流現場での人材不足は深刻です。労働環境を改善し人材を定着させることが急務となっておりますので、作業者の身体的な負担軽減のためのキャリロの導入はとても効果があります。また、操作方法の容易さも導入を決めた理由の一つです。導入しても現場の作業者に使って貰えなければ意味が無いので、操作の容易さという点を重要視しましたが、キャリロは30分ほどあれば操作に慣れることができるのでそういった点でもクリアしていました。

4.
CarriRoご導入後の効果

導入してまだ日が浅いのですが、飛躍的に作業者の歩行距離が短縮されています。ピッキングエリアと検品場所との往復が無くなり、作業者の身体面での負担、精神衛生上の負荷が軽減されています。今後、導入前、導入後のデータ比較を行い工数削減効果の検証を行い、KPIを設定し、更なる効率化を図っていく予定です。

5.
今後の展開

現在、キャリロを使用しているのは物流センターのみですが、工場の構内搬送でも使用する予定です。受入れた部品等の部材を製造ラインに投入するまでの搬送で効果が期待できます。その日によって部品の投入場所が異なるため、ランドマークの可変タイプを使用して、簡易に搬送経路の切り替えが行える機能を備えているので、大きな工数削減になると期待しています。

6.
構内レイアウト概観図

7.
CarriRo活用映像

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