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研究開発用移動台車プラットフォーム POWER WHEEL II

製品紹介動画

概要・特徴

本製品は、大容量リチウムイオン電池を搭載し、高出力モータを用いた独立二輪駆動方式の6輪(中央部駆動輪×2、自在輪×4)台車で、
8時間*の走行が可能な、研究開発用の移動台車プラットフォーム製品です。(*稼働時間は使用条件により異なります。)

・積載スペースは幅650mm×奥行950mm、最大積載重量は100kgです。
・フラットな天板部分を活用しており、さまざまな実験機材やお客様の要望に応じたケースやラックなどを搭載できます。
・大容量バッテリーを搭載し、長時間の実験が可能な自動搬送・移動ロボットの研究開発プラットフォームとして開発されております。
 物流倉庫や工場内の次世代自動搬送機の研究開発や、自律移動台車・移動ロボットを用いた新たなサービスの研究開発など、
 汎用的な移動台車ロボットプラットフォームとしてご活用いただける製品です。

標準センサ
高精度ロータリエンコーダ、慣性センサ、測距センサ、バンパーセンサを搭載

オプションセンサー&デバイス
オプションのセンサーとしてHOKUYO製の2D-LiDARを搭載したラインナップを販売。
センシングしたい範囲によりセンサー種類を選択可能です。(UST-20LX(20m)とUST-10LX(10m)に対応)

また、追加センサとして、レーザーセンサやステレオカメラ・単眼カメラなどが搭載可能です。

開発環境
制御用PCとしてLinux PCを搭載、モニタ・キーボード(オプション)を接続し、オンボードでの開発が可能です。
ソフトウェア開発環境(SDK)として、各種センサ情報の取得、モータ駆動、通信(WiFi)などのライブラリとサンプルプログラムが
付属しており、これらを用いてお客様が自由にアプリケーションを開発できます。

また、通信機能を生かして外部に設置したPC(オプション)から通信機能を用いて遠隔操作の実験にもご利用いただけます。

製品活用シーン例
・屋内平坦路で利用可能な独立二輪駆動の移動台車プラットフォーム
・自律移動台車を用いた新しいサービス開発や物流システム構築に

仕様

本体重量 82kg
大きさ 698mm~998mm、高さ383mm(ハンドルなし 327mm)
バッテリー 24V50Ah、リチウムイオン電池
周辺機器用電源 AC100V/300W, 24V/1A, 12V/0.5A, 5V/0.5A
稼働時間 8時間
充電時間 2時間半、専用充電器
最大積載重量  100kg
最大速度  6km/h
登坂角度  3°
使用温度範囲  0~40℃、結露なきこと、非防水
駆動部  ブラシレスDCモータ150Wx2個、電磁ブレーキ
※最大4個
標準センサ  ジャイロ、加速度、地磁気、測距(1DTOFセンサ)x8、
バンパーセンサ、ロータリーエンコーダx2
ボードPC ADVANTECH PCM-9365
CPU Intel Celeron N2930
OS Ubuntu 14.04
開発言語 C++
コンパイラ gcc
設定ツール Qt creator, OpenCV3.0,OpenGL
制御機器との通信 CAN(CANUSB-Z)
拡張PCとの通信

LAN(Ether,WiFi)

ライブラリ

CAN通信ライブラリ、POWER WHEEL Ⅱ制御ライブラリ、拡張PC通信ライブラリ、

自己位置推定ライブラリ、Path生成ライブラリ

サンプルアプリ

POWER WHEEL Ⅱ 制御サンプル、姿勢表示サンプル、

目標位置指定&追従サンプル、通信サーバーサンプル

※製品は開発中のため開発環境が変更となる可能性がございます。

価格

POWER WHEEL II ベーシックパッケージ:300万円 (税別)
(POWER WHEEL II(本体)+ソフトウェア開発環境(SDK))

POWER WHEEL II レーザレンジセンサパッケージ(20m):330万円(税別)
(POWER WHEEL II(本体)+レーザレンジセンサ(UST-20LX)+ソフトウェア開発環境(SDK))

POWER WHEEL II レーザレンジセンサパッケージ(10m)320万円(税別)
(POWER WHEEL II(本体)+レーザレンジセンサ(UST-10LX)+ソフトウェア開発環境(SDK))

※オプションセンサやPC等については目的に応じてご提案致します。
ご要望に応じて台車サイズの変更やモータ数のカスタマイズも可能です。詳しくは、お問い合わせ下さい。

動画

下記にて、POWER WHEEL II操作時の動画を紹介いたします。2つの独立したモータ、エンコーダーを活用した走行が可能な製品となっております。
付属コントローラーを使い操作をした動画です。
本機体は独立した2つのモーターを使うことで小回りの効いた走行が可能です。
付属アプリケーションで座標を指定し走行した動画です。
走行距離をエンコーダーで計算しながら、指定した座標まで走行できます。
付属アプリケーションでクロソイド曲線を使った走行をした動画です。
この機能を使い連続した曲率の走行も可能となります。

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