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自動運転小型EVバス RoboCar Mini EV Bus

概要・特徴

「RoboCar Mini EV Bus」とはZMPの自動運転ソリューションとして、中国にあるバス専業メーカーANHUI ANKAI AUTOMOBILE CO., LTD.(以下、「ANKAI」)社製の小型EVバスをベースとした自動運転小型EVバスです。
ANKAI社のバスメーカーとしての技術・経験・知見を踏襲したベース車両とZMPが培ってきた自動運転技術・経験・知見を基に設計した、自動運転に使用する各種センサー類と、頭脳でもある自動運転ソフトウェアIZACⓇを搭載しています。また上位の遠隔監視システムも搭載しており、自動運転EVバスとしてトータルパッケージでご提案致します。

省人化の求められている、工場・プラント・物流・空港・港湾施設・商業施設などの私有地におけるモビリティとしてご活用いただけます。

現在「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」という宣言のもと、世界的に脱炭素化社会に向けた取り組みを実施することが求められています。その中、本車両のベース車両である小型EVバス単体での販売も実施しています。
図:RoboCar MiniEV Bus パッケージ構成
【特徴】
・ 乗車定員を11名とした小型EVバスの自動運転車両
・多数販売実績のある中国バスメーカーのベース車両を使用しており、可制御化も車両メーカーにて対応を実施
・ ZMP独自コントローラによりステアリング、アクセル、ブレーキをプログラムで操作可能
・自動運転 中にドライバーが操作介入するとマニュアル操作に引き継がれる「オーバーライド機能」も搭載
・自動運転の高精度3Dマップ作成や、お客様の運用に合わせたシナリオ設定も可能で導入~運用までをトータルサポート
・ベース小型EVバス車両を導入後に、自動運転へのアップグレード可能
【活用シーン】
  • 工場・プラント
    – 広い敷地内・構内における従業員の移動手段として
  • 物流施設
    – 施設・エリア内の人の移動手段として

  • 空港・港湾
    – 利用者や作業者の移動手段として

  • 商業施設
    – 敷地内のお客様の移動手段、巡回バスとして

  • スーパーシティ、スマートシティ
    – エリア内の新たな移動手段として

ANKAI(アンカイ)社とは

ANKAI(ANHUI ANKAI AUTOMOBILE CO., LTD.)は中国(安徽省合肥市)に本社をおく、自動車製造会社でバスの製造をメインとしています。「安徽(アンカイ)」という名前はAnhui-Kässbohrerの略で、1993年から合肥淝河自動車工場とKässbohrerが協力したことを示しています。
製造している車種として都市バス、長距離バス、寝台長距離バス、長距離バスのシャーシ、および自動車部品となります。2004年よりEVバスの製造も開始しました。同社には3つの主要子会社があり、年間およそ2万台程度を製造し、車両製品を世界中に販売展開しています。

2019年よりZMPと自動運転車両開発における戦略的提携を結んでおり、共同開発を実施しています。

センサー搭載例

要望に応じたセンサの搭載や遠隔監視システムなどのシステムの追加が可能です。
3D-LiDAR
ステレオカメラ
遠隔監視システム

RoboCar Mini EV Bus 製品仕様

 使用車両

 ZMP製RoboCar Mini EV Bus ※1
 座席数  11名(運転席含)
 全長×全幅×全高  6.61m/2.32m/2.87m
 車両重量  8,320kg
 ハンドル有無  有
 最高速度  69km/h
 最高出力  181kW
 満充電走行距離  60~80km(A/C off時)
 充電時間  約60分
 自動運転の方式  自律型(インフラに手を加えずに自動運転)
 基本機能  自己位置推定、障害物認識、車両制御

マニュアルモード・自動制御モード切替 等

  ※1)ベースのEVバスは中国ANFUI ANKAI AUTOMOBILE社製です。

RoboCar Mini EV Bus紹介動画&活用事例動画

ZMPでは、RoboCar Mini EV Busを紹介する「編集長の製品教えて!!」という紹介動画やRoboCar Mini EV Busを活用した事例として、丸紅株式会社と株式会社ZMPの合弁会社であるAiRO株式会社が、中部国際空港制限区域内において、自動走行車両による実証実験を実施した際の動画をご紹介しています。

車両価格

【自動運転小型EVバス RoboCar Mini EV Bus】

 1 台 7千万円(税抜)~
スーパーシティ・スマートシティ向け複数台導入パッケージ
本パッケージでは、公道や特定エリア内での人の移動を担う自動運転小型EVバス「RoboCar Mini EV Bus」、自動運転車両の監視と最適な配置が可能であるクラウド管理システム「ROBO-HI®」、スーパーシティ・スマートシティへの導入運用支援をセットとして提供いたします。
RoboCar Mini EV Bus 2 台 1 億円(税抜)(1台あたり5千万円~(税抜))
RoboCar Mini EV Bus 5 台 2 億円(税抜)(1台あたり4千万円~(税抜))

【小型EVバス本体(のみ)】

Mini EV Bus 1台 3千万円~(税抜)
※バスの仕様や為替の変動によって価格は変動の可能性がございます。

ベース小型EV車両を導入後に、自動運転へのアップグレード可能

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