MaaS向けフィールドテストサービスの概要
昨今、都市部の回遊性向上や、地方部の移動課題への対応として、複数の移動手段をアプリ等でシームレスに利用できるMaaS(Mobility as a Service)の実証実験や事業化に向けた取組みが全国各地で進められています。
MaaSにおいては、鉄道・バス・タクシー・パーソナルモビリティなど複数の移動手段を連携させるため複数のシステム間の連携が必要となることが多く、統合的なシステムテストが必要となります。また利用者が実際に複数の移動手段を用いて移動するサービスであるため、アプリの操作性に加えて、各交通手段へのスムーズな誘導やサポートなど、オペレーションを実際に現地で検証する作業が必要となり、システム開発後のテスト業務に多大な負荷がかかります。
ZMPでは、自動車業界等を対象に、データ収集サービス「RoboTest」を実施、様々な条件での走行テストを実施しています。また、ソフトウェアテスト大手の株式会社デジタルハーツホールディングスとの合弁会社である株式会社ZEGとの協業により、年齢・性別・人数など多様な属性のテスト要員を手配しテスト業務を行っております。2019年には「ロボットテストプロフェッショナル」サービスを開始、テストの対象をロボットにも拡大し、移動ロボット等のテストも実施しております。
本「MaaS向けテストサービス」は、ZMPがこれまで培った知見とノウハウを生かした新たなテストサービスとして、システムに関する単体・結合テストは勿論、実際の現地でのフィールド検証や、実ユーザーの目線に立ったユーザビリティテストを行います。
本サービスを活用いただくことにより、MaaSサービスリリース前の課題等の洗い出しが可能となり、全体のサービス品質の向上が期待できます。