株式会社コクヨロジテム

 1.
会社紹介

オフィス家具、公共家具の製造・販売、オフィス空間構築などを行うファニチャー関連事業と、文具、事務用品を製造・販売するステーショナリー関連事業、オフィス用品の通販とインテリア・生活雑貨の販売を行う通販・小売関連事業を行うコクヨ株式会社、及びコクヨグループ外の納品施工、ロジスティクス業務全般が事業内容となります。
具体的な事業としては、物流システムメンテナンス・受注・在庫管理・運用管理保管・荷役・幹線輸送・小口配送・物流加工、家具類の組立・施工及び内装仕上げ工事・中古家具の再販売・コクヨ㈱製オフィス家具のアフターメンテナンス・ ロジスティクスシステム構築の企画・提案、オフィスのリロケーションサービス・引越となります。
設立は1999年10月1日。本社は大阪市。
東京(3拠点)、大阪(2拠点)、名古屋のコクヨ㈱の5拠点のオフィスと全国19拠点の物流センターが事業所となります。

2.
CarriRoご導入前のビジネス上の課題

オフィス、公共施設への家具の搬入作業はヒトによる人工作業が主であり、近い将来想定される労働人口の減少に対処すべく、ヒトに代わる作業機器も導入し省人化を図っていく事を検討していく事が必要となっていました。
また、物流センターにおいてもまだまだヒトに頼る作業が主としてあり、同じく将来を見据えてヒトが運搬するモノをヒトに代わって運搬できるツールを模索していました。

3.
CarriRoをご導入された理由

当社内の部門横断タスクフォースで未来のコクヨロジテムを考える活動があり、その中で、移転引越し現場、物流現場へのITツールの導入・推進の議論、検討を行っている過程で『CarriRo』の存在を知りました。
導入事例を確認すると工場・物流施設での事例が多く、オフィス、公共施設での搬入作業、移動作業での導入実績はまだ無かった事もあり、未知の領域へのチャレンジの熱がタスクメンバーの中で湧き立ち、業界に先駆けオフィス、公共施設で活用してみようという思いから導入を決定しました。
また、当社は全国に物流センターがあるため、オフィス、公共施設での活用はどちらかというと土日の週末がメインとなるため平日は『CarriRo』を物流センターへ移送し、広く物流現場で活用することで有効活用できるメリットもありました。

4.
CarriRoご導入後の効果 

オフィス、公共施設での家具の搬入作業においてCarriRoの機能を最大限に発揮するためには、CarriRoで牽引できる平台車の製作がマスト要件となり、当社で検討した結果外注製作ではなく社員による内製で平台車を製作する事としました。
通常物流機器は専門メーカー等から購入していますが、今回必要となった平台車は市場には無いモノですので、社員で知恵を絞り、これまでの経験・ノウハウをミックスして平台車を製作しました。
この様なアクションは社員のチャレンジ精神、モチベーション向上を誘発し、新しい事にどんどんトライしていこうというマインドを全社的に醸成していくという効果につながっています。
また、CarriRoを導入することによって、搬送作業での人員を削減し、オフィス家具の組立などの、人手が必須である作業に人員を充てることで、全体の生産性を向上させ、まずは人件費の10%削減を目標としています。今後さらなる効率化を目指していきます。

5.
今後の展開

平台車の製作はハンドメイドからマシーンメイドに移行し量産化していく事で、オフィス、公共施設でのCarriRoの利用シーンを全国に展開していく事を目指します。
また、物流センターにおいても応用し、庫内作業の省人化、省力化を目指していきます。

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