株式会社サンゲツ

株式会社サンゲツ

1.
会社紹介

株式会社サンゲツは愛知県名古屋市西区に本社を置く、インテリア商品を扱う専門商社です。カーテン、壁紙、床材などを総合的に扱い、インテリア業界の最大手として知られています。全国9ヶ所にロジスティクスセンターを構え、1日の出荷点数約60,000点にも随時対応できる物流体制を構築しています。「在庫がある」という安心感に正確・スピードという価値をのせて商品をお届けしています。

2.
CarriRoご導入前のビジネス上の課題

サンゲツは全国各所にロジスティクスセンターを構えお客様へ商品の配送を行っていますが、お客様が直接ロジスティクスセンターに商品を引取に来ることもあります。商品をお渡しする部屋まで商品を移動させる必要がありますが、一部商品は自動搬送ができず、作業者が台車を押しての搬送、重量物はフォークリフトで搬送しています。大規模なロジスティクスセンターでは搬送する距離も時間も長くなり、作業効率を上げるためには作業者が搬送によって持ち場を離れる時間を減らすことが課題となっていました。

3.
CarriRoをご導入された理由

前述の通り作業者の搬送時間削減を目指し様々なマテハンを検討しました。今回CarriRo AD+パレット積載タイプを導入した関西ロジスティクスセンターでは、倉庫の3Fから1Fへ商品を搬送する必要があり、大掛かりなマテハン設置による作業導線の遮断や導入コストが問題となりました。検討の末、これらの問題を解決するにはCarriRoが最適であるとの結論に至り導入を決めました。特にタブレットの操作一つでCarriRo自らがエレベーターの開閉を行い、CarriRo同士が互いに向かってくる際にはRobo-Hiでのすれ違い制御をしつつ、自動で3Fと1Fを往復できる仕様が導入の決め手となりました。

4.
CarriRoご導入後の効果

倉庫3Fと1Fの往復には距離にして約100m、時間にして8分程掛かります。1日の往復回数は約30回発生するため移動に掛かる時間は240分になります。CarriRo AD+を導入した結果、この240分/日が不要となり、ピッキング作業に専念できるようになりました。600kgまで一度に搬送できる能力のお陰で小物から重量物まで搬送でき、作業員への負荷軽減にも効果がありました。また人とロボットが共存できる仕組みは作業スペースの有効活用にも繋がり、検討段階で懸念していた導線の確保もできました。

5.
今後の展開

現在、CarriRoを使用しているのは関西ロジスティクスセンターのみですが、今回の結果を受けて、他のエリア間を結ぶ運用や、他のロジスティクスセンターでもCarriRoによる運用を展開していく計画を進めております。
また、CarriRo AD+の自律モードのみならず、カルガモモードによる搬送も視野に入れた運用を検討していく予定です。

6.
構内レイアウト概観図

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