ヤマト運輸株式会社

1.
会社紹介

ヤマト運輸株式会社は、1919年に「大和運輸株式会社」として創業いたしました。1929年からは日本初となるトラックによる「路線便」事業を経て、1976年からは「宅急便」事業を開始し、今年100周年を迎える節目の年を迎えることが出来ました。
現・中期経営計画「KAIKAKU2019 for NEXT100」では、「働き方改革」を経営の中心に据えて、事業構造改革を推進しております。
今後も、デリバリーネットワークのさらなる変革やノンデリバリー事業の成長、そしてESG(環境・社会・企業統治)の取り組み強化等を通じて、次の100年も新たな価値を国内外のお客さまに提供しつづける企業を目指してまいります。

2.
CarriRoご導入前のビジネス上の課題

弊社では、荷物輸送時の事故防止と、仕分け・積み込み作業などの効率化によるリードタイム短縮を目的として、ロールボックスパレットによるユニットロードの仕組みを採用しています。
ベースと呼ばれる弊社の仕分けターミナルでは、ロールボックスパレットを使用した荷物の仕分け・移動・積み込み作業を行っております。
広大なターミナル内で荷物を積んだロールボックスパレットを人手で搬送する作業は負荷がかかることに加え、近年、仕分けターミナルの人材確保は厳しさを増しており、省人化・省力化が課題となっておりました。

3.
CarriRoをご導入された理由

ロールボックスパレットの自動搬送による省人化・省力化を検討するあたり、複数のAGVを比較しましたが、搬送ルートの設定や変更が容易であること、使用する作業員の操作も簡単であること、弊社のロールボックスパレットをそのまま搬送できることなどから、CarriRoの導入を決めました。

弊社のロールボックスパレットの搬送は常に一定の区間という訳では無く、様々な搬送先があります。CarriRoでは様々な搬送先を設定・選択する事で弊社の運用に合わせた使い方ができました。

また、ルート変更も柔軟に可能であることから、弊社運用変更時にも対応可能であると考えています。
作業員も導入してから短時間で操作方法を理解し、運用できたこともメリットの一つです。
また、弊社のロールボックスパレットの改造等が不要で搬送できる事も評価しました。

4.
CarriRoご導入後の効果

CarriRoを導入した結果、弊社で見えた効果は大きく2点でした。
1つは、作業の「ムダ」を減らすことができた点です。これまで、ロールボックスパレットを搬送する作業は多くが片道作業で、搬送し終わった作業員は手ぶらで構内を移動して戻ることが多く、無駄の多い作業でした。これをCarriRoに置き換え、効率化を図ることができました。
2つめは作業環境が改善できた点です。ロールボックスパレットを搬送する作業負荷が減少したことに加え、搬送ルートが以前よりも明確になった事で、より安全な作業導線を整備することができました。

5.
今後の展開

現在導入した拠点において検証を行い、効果が認められた場合、その他の拠点への展開も想定しております。
各拠点では、今後の自動搬送の導入拡大を見据えて、現段階から作業導線や作業手順の再整備を進めてまいります。

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