NECフィールディング


キャリロの一部導入により、一回で従来の最大3倍の荷量が運べるため、ルート統合が可能となり、
JITを維持しつつも、最適な人員で運用が可能となることを想定しています。


経営企画部マネージャー 深海氏

01
NECフィールディング様について

社会インフラやITプラットフォームを60年以上に亘り支え続けています。
「お客さま現場に密着したお客さま基点の活動」により、ご要望にお答えするさまざまなサービスを提供し、ビジネスをサポートしています。

また、近年ではアウトソーシングビジネスに注力しており、全国にサポート拠点がなく迅速な対応ができない、アフターサービスを営業担当が兼務しているため本来の営業活動に注力できないといった課題に対して、全国にあるサービス拠点網を活用することで、お客さまの課題解決や売り上げ拡大に貢献しています。

02
ビジネス面での課題

今後想定される労働力不足へ対応し、更なる労働力確保に努めていく必要がありました。現在、全従業員における50代以上の占める割合が28.3%に対し、2026年には62.6%と50代以上の占める割合が急激に増加すると想定されています。そのため、今の段階からしっかりと将来を見据え、アクションを起こしていく必要がありました。

今回CarriRoを導入した物流中核拠点である川崎テクニカルセンターでは、今後の高齢化を見据えて、2005年からトヨタ生産方式を採用するなど、業務効率化と容易化を継続的に検討しており、更なる効率化施策を模索していました。

03
CarriRoが選ばれた理由

導入した理由としては主に、1.簡単に操作できる 2.既存環境を極力変えずに導入できるといった2点があげられます。

1. 簡単に動作できる点については将来の高齢化を想定すると、当然のことながら“誰でも”“簡単に”操作できなければなりません。その点CarriRoは、誰でも簡単に操作できていました。

2. 既存環境を極力変えずに導入できる点についてはCarriRoの大きな魅力だと思います。大型ロボットの導入となった場合、大幅なライン変更や配置変更をしなければなりませんが、CarriRo導入時に大幅な変更なく、導入が容易に行えたというのは非常に助かりました。

上記2点の理由により導入することにしました。

04
レイアウト外観図

<A地点からB地点への走行動画>

05
導入後の効果

<想定される効果見込み>
川崎テクニカルセンターのみずすまし(工程間物流)運用の最適化を目指しています。

現状、一部エリアで導入しており、作業員の効率化を見込んでいます。

具体的には、従来複数作業員で同時に異なるルートを周回していましたが、キャリロ導入により、一回で従来の最大3倍の荷量が運べるため、ルート統合が可能となり、JITを維持しつつも、最適な人員で運用が可能となることを想定しています。

06
今後の展開

現在、CarriRoを活用しているのは川崎テクニカルセンターの一部フロアのみですが、川崎テクニカルセンター全体でCarriRoによる運用を展開していく計画を進めています。

またCarriRoとRFID等の技術を併せて活用することで、いつ・どこで・だれが・なにをといった入庫・出庫・在庫管理の見える化をすることで業務の効率化ができないか模索していきます。

ゆくゆくは、完全自動倉庫型で人とロボットが効率よく働くことのできる倉庫を目指していきます。

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