－搬送と回収作業を自動搬送でまとめて行うことで、3名以上の作業を1名に削減－

CarriRo® AD（自律モデル）に台車を牽引させ廃棄資材を回収している様子

株式会社ZMP（東京都文京区、代表取締役社長：谷口 恒、以下ZMP）が販売している物流支援ロボットCarriRo®（キャリロ）AD（自律移動モデル）が住友商事グループで大手カタログ通販のロジスティクスセンターを運営する、株式会社ベルメゾンロジスコ（岐阜県可児市、代表取締役社長：犬山　直輝、以下ベルメゾンロジスコ）において廃棄資材の回収～処理作業の自動化・省人化を目的として2019年7月から導入されました。

ベルメゾンロジスコでは従来、段ボールなどの廃棄資材の回収場を1か所に集約し、動線の単純化･短縮化などの効率化を進めてきました。しかし、搬送用に手押し台車を使用していることから、一度に運べる量が少なく、作業者は何度も往復しなければならないという課題がありました

CarriRo® ADを導入し、作業エリア内で周回移動させながら各作業ステーションの前で数十秒間停車させ、牽引するカゴ車に廃棄資材等を積み込み、処理場まで搬送する一連の作業を自動化しました。その結果、導入前は廃棄資材の回収、処理、搬送で3名以上の人手が掛かっていたところ、搬送と回収作業が省人化できたため、処理作業を1名程度の作業者で同じ仕事量を行うことが可能になったとのことです。また副次的な効果として、当該エリアで働く従業員がCarriRo® ADが円滑に走行できるように周回通路付近に障害物になり得るものを置かないようになり、作業エリア全体の2S（整理整頓）が維持され、整然とした職場環境を実現できたとのコメントをいただきました。

【物流支援ロボットCarriRo®導入事例紹介】
株式会社ベルメゾンロジスコ
事例紹介URL：https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_bellemaison


【物流支援ロボットCarriRo®】

物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計140ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
【製品Web URL】 https://www.zmp.co.jp/carriro/
【動画】https://youtu.be/dkfvVXNdaCU
【製品価格】
CarriRo® FD（追従モデル)： 5年リース 月額34,000円（税別）/1台
CarriRo® AD（自律モデル）： 5年リース 月額52,000円（税別）/1台
CarriRo® AD（外部入出力機能搭載モデル)： 5年リース 月額58,000円（税別）/1台
CarriRo® AD+ （台車タイプ）： 5年リース 月額73,000円（税別） /1台
                     （パレット積載タイプ）： 5年リース 月額82,000円（税別）/1台

【主な仕様】