歩行速モビリティ「ラクロ」、東京都中央区にて「医療ベルト」を発表

-地域の医療機関と高齢者施設を繋ぎ、通院などの利便性を向上-


歩行速モビリティ「RakuRo」

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、歩く程度の速度で自動運転する歩行速モビリティ®「RakuRo®(以下、「ラクロ®」)」を活用し、2022年4月下旬より東京都中央区の高齢者施設と医療機関を繋ぐ「医療ベルト」を、地域の方々にご提供することを発表します。

ZMPは2020年10月より中央区佃・月島エリアを中心に、ラクロのシェアリングサービスを地域住民向けに提供してまいりました。これまでラクロシェアリングサービスで培ってきた各種技術や安全運用に関するノウハウを活用し、「医療ベルト」では、地域の医療機関の通院へフォーカスした新しい移動サービスとなります。

佃・月島のエリアにおいてはバスや電車といった公共交通機関が運行していますが、乗り換えが必要だったり医療機関のすぐ目の前までは行かなかったりと、例えば100m以上の歩行は辛い高齢者やケガを抱えた患者にとっての通院には課題があります。

そこで、運転不要の自動運転の歩行速モビリティ「ラクロ」が佃・月島エリアの医療機関と高齢者施設と連携し、2022年4月には下記①、7月には②のサービスをご提供する予定です。

①地域の高齢者施設と医療機関をつなぐ(2022年4月下旬
高齢者のための複合型介護施設 相生の里と医療機関ピアウエストスクエア(リバーシティすずき整形外科、佃リバーシティ皮膚科、橘耳鼻咽喉科クリニック)を繋ぐルートを提供します。開設コースは「医療機関直行コース」、「お散歩帰宅コース」の2種類。病院へ往路は最短経路を通る「医療機関直行コース」、病院からの帰りは、「お散歩帰宅コース」を利用いただき、太陽光を浴びながら風を感じながら帰宅いただくことを想定しています。

②医療機関と医療機関をつなぐ(2022年7月~)
中央区の病院をラクロで移動できるよう整備し、通院目的の患者様を医療機関までお連れするルートを整備します。医療機関同士をつなぐことで既存の交通手段の補填となる交通手段を提供します。


①   高齢者施設と医療機関をつなぐ


②   医療機関と医療機関をつなぐ
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医療ベルトの構想立案と立上げには、「リバーシティすずき整形外科」の鈴木秀彦医院長にアドバイザーとして支援をいただき各医療機関との連携を推進しており、2022年4月下旬にサービスを開始いたします。
ラクロは長い距離の歩行が困難な地域の高齢者や怪我を抱える患者の不可欠な移動手段となることを目指し、地域の安心・安全・健康な街作りに貢献をしてまいります。

医療ベルトアドバイザー リバーシティすずき整形外科 鈴木院長からのコメント
ラクロによって歩行が困難な方の移動手段の選択肢が増える意義はとても大きいと考えています。この美しい佃地区の景色と空気を車中からでなく直に楽しめるのは病に立ち向かう気持ちを高めてくれるでしょうし、日光浴が出来るので骨粗しょう症の予防にも繋がります。
その先進性ゆえ、解決しなければならない問題も多いと思いますが、一医師として応援しています。ラクロが人と自然に優しい川辺の先進的な街、佃の顔になってくれれば嬉しいですね。
(医療法人社団秀慈会リバーシティすずき整形外科 鈴木 秀彦)



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高齢者のための複合型介護施設 相生の里 総合施設長からのコメント
このたび、相生の里が月島・佃エリアを繋ぐ医療ベルトの発着点となりました。
ラクロを利用することで、相生の里のご入居者様や地域の皆様の行動範囲が広がり、生活がより便利になり、地域が活性化することを期待しています。
相生の里をご利用される高齢者の方々だけでなく、地域にお住いの多くの方々にご利用いただくことで、少しでも地域のお役に立てればと思います。
(相生の里 総合施設長 杉山 誠)



【ラクロシェアリングについて】
佃・月島エリアでは歩行速モビリティ「ラクロ」に乗って散歩や買い物に行けるラクロシェアを運営しています。利用方法は、専用のアプリから出発地と目的地を選ぶことによって予約が可能です。あとはラクロが目的地まで自動運転でお客様をお連れします。詳しくは下記URLをご覧ください。
RoboTown URL:https://www.robotown.jp/
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【歩行速モビリティ「ラクロ」について】
ラクロは、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、声による挨拶といったコミュニケーションを周囲の人と取りながら自動走行する一人乗りのロボットです。本体に設置された複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、監視し障害物を回避しながら安全に停止できる自動走行により目的地まで安心で確実な移動を提供します。時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行ができます。また、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS)にも登録されています。
製品Web URL: https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro
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【プレスリリース記事】
プレスリリースPDFはこちらからご確認いただけます


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