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ステレオカメラシステム RoboVision2s 物体検出パッケージ

左上:実際の画像と検出結果 検出された物体が赤枠で囲われて表示されます
左下:ステレオカメラRoboVision2sで撮影した画像データを地面からの高さの情報に変換したイメージを表示。
   GUIでの設定によりカメラからの距離の情報に変換したイメージも表示可能。
右 :物体検出した結果を上から見た座標(カメラ位置が原点)へ表示させたビュー。検出した物体の高さ情報が色で表示されている。

概要・特徴

本製品は、ステレオカメラシステムRoboVison2sでの視差画像から算出した距離情報に加え、
検出した物体の大きさ(幅、高さ、奥行き)、物体のカメラからの位置座標をリアルタイムにビジュアル表示します。
物体検出範囲の設定や検出するサイズの設定もGUI上で容易に設定可能です。

検出動画

検出結果統合画面
本システムを用いることで、高さ10cm程度の物体の検出も可能となり、道路上の小物体の検出や段差を精度良く検出することができます。
物体の検出結果は対象物のIDとともに、位置や大きさの情報も出力可能です。
距離計測は、条件が揃えば130mの距離で誤差1%以下の精度を実現しております。(当社計測)
対象物が精度良く検出可能
ZMP製ステレオカメラシステムRoboVision2sの視差画像によって得られる点群データから
奥行き方向の重なりも検出し、物体が重なって移動した場合にも物体の検出が行えます。
対象物を精度良く検出可能
上記の画像は物体検出の画像のキャプチャーです。
画像2から歩行者が重なり始め、画像3~5では後ろの歩行者が姿を現し始めると検出領域も少しずつ大きくなっていくのが分かります。
自転車の隙間から得られる点群データから物体検出状態を維持していることから、画像4では隠れた歩行者の足だけを検出しています。
このように、画像フレーム毎に精度良く距離と高さの測定ができていることから、物体の重なりに対しても良い検出精度がでていることが分かります。
約10cmの物体の高さから検出が可能
10cm程度の高さから計測できますので、路面上の小物体検出や、縁石などの小さな段差計測も取得したデータビューにマウスカーソルを合わせれば、その点の高さや距離情報がGUI上に表示されます。
路上に10cm~15cm角程度の小物体を置いて計測した例。物体としての認識、路面からの高さ情報をビジュアルで表示される。
0mの路面は白で表示され、高くなるにつれて色が変化する表示となる。高さ情報および物体の検出が精度良くされていることが分かる。
縁石などの段差を撮影、高さ計測した例。10cm程度の縁石の段差もはっきりと計測ができている。
※計測結果は撮影環境や条件によって異なる場合があります。
 物体検出ソフトウェアはLinux OSのみでのご提供となります。

カメラ仕様

カメラモジュール
イメージセンサ

ソニー製カメラ向け1/3型有効127万画素
CMOSイメージセンサ IMX224×2

解像度 1280×960ピクセル(30fps)、640×480ピクセル(120fps)
水平画角 45°
インタフェース USB3.0
基線長 210mm
機能 同期、ひずみ補正、ステレオ平行化、ワイドダイナミックレンジ、など

超高感度ステレオカメラシステム RoboVision2s のスペックの詳細についてはこちら

価格

RoboVision2s 物体検出パッケージ 180万円(税別)
(RoboVision2s、物体検出オプション、PCのセット)

RoboVisionシリーズ オプション製品

ステレオカメラシステム
RoboVision2s
ソニー製高感度CMOSセンサーを搭載したADAS/自動運転開発用カメラ
最新ステレオカメラシステム
RoboVision3
最大150m、水平110°の距離と視野のセンシング可能なステレオカメラ

動画

物体検出結果
距離計測結果
高さ計測結果


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